CPAP治療とは?国分寺で睡眠時無呼吸症候群の治療を受ける方へ|保険適用・通院・オンライン診療を解説

「睡眠時無呼吸症候群と診断され、CPAPを勧められた」
「CPAPは毎晩つけなければいけないの?」
「CPAPは保険が使える?」
「仕事が忙しいので、毎月通院できるか心配」
「CPAPを始めたいけれど、どんな治療なのか分からない」
このようなお悩みはありませんか?
CPAP(シーパップ)は、睡眠時無呼吸症候群、特に中等症から重症の閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対して広く行われている治療です。
睡眠中に専用のマスクを装着し、空気を送り込むことで気道が塞がるのを防ぎ、無呼吸や低呼吸を改善します。
国分寺なみき内科クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の検査からCPAP治療、その後の継続的なフォローまで対応しています。
また、治療開始後の状態が安定している方については、オンライン診療も活用しながら治療を継続していただけます。
この記事では、「CPAP治療」にテーマを絞り、治療の仕組みや保険適用、通院、マスクを装着するときの注意点、治療を継続するコツまで分かりやすく解説します。
睡眠時無呼吸症候群そのものの症状・原因・検査について詳しく知りたい方は、
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・検査・治療
をご覧ください。
CPAPとは?睡眠時無呼吸症候群の代表的な治療
CPAPとは、
Continuous Positive Airway Pressure(持続陽圧呼吸療法)
の略です。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群では、眠っている間に舌や喉周辺の組織などによって上気道が狭くなったり塞がったりすることで、呼吸が止まる、あるいは浅くなる状態を繰り返します。
CPAPでは、寝ている間に鼻や口に専用のマスクを装着し、機械から一定の圧力をかけた空気を送り込みます。
空気の圧力によって気道を開いた状態に保ち、睡眠中の無呼吸や低呼吸を防ぐ仕組みです。
「人工呼吸器のような大がかりなものでは?」と心配される方もいますが、CPAP装置はご自宅で使用する比較的小型の機器です。
基本的には、毎晩寝るときにマスクを装着して使用します。
CPAP治療をすると何が改善する?
適切にCPAPを使用することで、睡眠中の無呼吸や低呼吸の改善が期待できます。
その結果、
- 大きないびき
- 夜間の無呼吸
- 日中の強い眠気
- 朝起きたときの頭痛
- 熟睡感がない
- 日中のだるさ
- 集中力の低下
などの改善につながることがあります。
睡眠時無呼吸症候群では、本人が気づかないうちに睡眠が何度も分断されています。
「8時間寝たのに疲れが取れない」
という方でも、実際には睡眠中に呼吸が乱れ、深い睡眠を十分に取れていない可能性があります。
CPAPによって睡眠中の気道を確保することで、睡眠の質の改善が期待できます。
いびきや日中の眠気から睡眠時無呼吸症候群を疑っている方は、
いびき・日中の眠気は睡眠時無呼吸症候群かも
もご覧ください。
どのような人がCPAP治療の対象になる?
睡眠時無呼吸症候群だからといって、すべての方がCPAP治療になるわけではありません。
まず問診や睡眠検査を行い、
- 睡眠中にどの程度無呼吸・低呼吸が起こっているか
- AHI(無呼吸低呼吸指数)
- 日中の眠気などの症状
- 血液中の酸素の低下
- 高血圧などの合併症
- 年齢や体格
- 睡眠時無呼吸症候群の種類
などを確認したうえで、治療方法を決めます。
中等症から重症の閉塞性睡眠時無呼吸症候群では、CPAPが代表的な治療選択肢となります。
一方、軽症の場合などには、体重管理や睡眠時の姿勢の改善、口腔内装置(マウスピース)など、CPAP以外の治療が適していることもあります。
そのため、「いびきがあるからCPAPを使う」というわけではなく、まず適切な検査を受けて重症度を評価することが重要です。
睡眠時無呼吸症候群の検査方法、自宅でできる簡易睡眠検査、PSG、AHIについては、
国分寺で睡眠時無呼吸症候群の検査を受けたい方へ
で詳しく解説しています。
CPAPは保険適用になる?
一定の基準を満たしてCPAP治療が必要と判断された場合には、健康保険を使用してCPAP治療を受けることができます。
保険診療でCPAPを行う場合、CPAP装置を購入するのではなく、医療機関を通してレンタルする形が一般的です。
ただし、CPAPが保険適用になるかどうかは、睡眠検査の結果や症状などをもとに判断されます。
「いびきがあるのでCPAPを使ってみたい」という理由だけで、必ず保険適用になるわけではありません。
まず睡眠時無呼吸症候群の診察・検査を行い、その結果を確認する必要があります。
また、保険診療としてCPAP治療を継続する場合には、医師による定期的な診察と使用状況の確認が必要です。
CPAPは一度始めたらずっと使う?
CPAPは、装着している間に気道が塞がるのを防ぐ治療です。
そのため、CPAPを使用したからといって、睡眠時無呼吸症候群そのものが必ず治癒するわけではありません。
基本的には、睡眠時に継続して使用することが重要です。
ただし、
- 減量によって睡眠時無呼吸が大きく改善した
- 飲酒など生活習慣を見直した
- 耳鼻咽喉科的な治療を行った
- 体格や病状が変化した
などにより、睡眠時無呼吸症候群の状態が変わることがあります。
その場合には、必要に応じて再評価を行い、その後の治療方法を検討します。
自己判断でCPAPを中止するのではなく、医師と相談しながら治療を続けることが大切です。
CPAPのマスクが苦しい・眠れないときは?
CPAPを開始したばかりのころには、
「マスクをつけると違和感がある」
「空気が強く感じる」
「鼻が乾燥する」
「鼻づまりで使いにくい」
「寝ている間にマスクが外れてしまう」
といった悩みが出ることがあります。
CPAPは治療効果が期待できる一方で、毎日継続して使用できるかどうかが非常に重要です。
使いにくいと感じても、すぐに治療を諦める必要はありません。
マスクの種類やサイズ、装着方法、空気圧、加湿などを調整することで改善することがあります。
特に次のような症状がある場合には、定期診察の際にご相談ください。
- マスクから空気が漏れる
- 鼻や口が乾燥する
- 鼻づまりがひどい
- マスクが当たる部分が痛い
- 圧迫感が強い
- CPAPをつけると眠れない
- 朝起きるとマスクが外れている
「合わないから使わない」と自己判断するよりも、原因を確認して調整することが大切です。
CPAPは毎日何時間使えばいい?
CPAPは、基本的に眠っている間に使用する治療です。
「最低○時間だけつければ大丈夫」と考えるより、できるだけ睡眠中を通して使用することが重要です。
たとえば、
「最初の数時間だけCPAPをつけて、途中で外してしまう」
という状態では、外した後に再び無呼吸が起こる可能性があります。
CPAPの使用状況は装置に記録され、診察時には、
- 何日使用しているか
- 1日あたりどのくらい使用しているか
- CPAP使用中のAHI
- マスクからの空気漏れ
- 設定された圧力
などを確認できる場合があります。
こうしたデータを確認しながら、より快適にCPAPを継続できるよう調整していきます。
CPAP治療中も定期的な通院が必要?
はい。
保険診療でCPAP治療を継続する場合には、定期的な診察が必要です。
定期診察では、
- CPAPをきちんと使用できているか
- CPAP使用中のAHI
- 日中の眠気が改善しているか
- マスクから空気が漏れていないか
- 鼻づまりや乾燥などの症状がないか
- 体重などに変化がないか
- 高血圧などの合併症がないか
などを確認します。
単に「CPAPの機械を借りるための診察」ではなく、治療がきちんと機能しているかを確認する大切な診察です。
国分寺なみき内科クリニックではCPAPのオンライン診療にも対応しています
「CPAPを続けたいけれど、仕事が忙しく毎月の通院が難しい」
「クリニックまで毎回行くのが負担」
という方もいらっしゃると思います。
国分寺なみき内科クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の診療についてオンライン診療にも対応しています。
当院でCPAP治療を行う場合は、検査結果を確認して治療開始後、必要なタイミングで対面診察を行います。
治療開始から約1か月後に一度対面で診察し、その後の状態が安定している方については、原則1か月ごとの定期フォローをオンライン診療または対面診療で行うことができます。
オンライン診療では、スマートフォンなどを使用して医師の診察を受けることができます。
仕事や育児などで定期的な通院時間を確保しにくい方にとって、CPAP治療を継続しやすくする選択肢のひとつです。
当院の予約方法やオンライン診療の流れについては、
初めての方へ|予約方法・オンライン診療の流れ
をご覧ください。
※病状やCPAPの使用状況などによっては、対面診療が必要となる場合があります。
CPAPと高血圧には関係がある?
睡眠時無呼吸症候群と高血圧は密接に関係しています。
睡眠中に無呼吸が繰り返されると、体内の酸素濃度が低下し、交感神経が活発になります。
その結果、血圧が上昇しやすくなります。
特に、
- 朝の血圧が高い
- 夜間の血圧が高い
- 複数の降圧薬を使用しても血圧が下がりにくい
- 高血圧に加えて大きないびきがある
- 高血圧に加えて日中の眠気がある
といった場合には、睡眠時無呼吸症候群が隠れていないか確認することがあります。
睡眠時無呼吸症候群と高血圧について詳しくは、
高血圧と睡眠時無呼吸症候群の関係|いびき・朝の高血圧がある方は要注意
をご覧ください。
CPAPについてよくある質問
CPAPをつけたまま寝返りできますか?
基本的には可能です。寝返りによってマスクがずれたり空気漏れが起きたりする場合には、マスクの装着位置などを調整します。
CPAPは音がうるさくありませんか?
現在のCPAP装置は比較的静かなものが多くなっています。ただし、マスクから空気が漏れていると音が気になることがあります。
鼻づまりがあってもCPAPは使えますか?
鼻づまりが強いとCPAPを使いにくくなることがあります。原因によって対応が異なるため、鼻づまりが続く場合は医師にご相談ください。
旅行や出張にもCPAPを持っていく必要がありますか?
基本的には旅行や出張中も使用を続けることが望ましいです。CPAP装置を持ち運ぶ場合の注意点については、使用している機器の取扱説明書や医療機関にご確認ください。
CPAPを1日使い忘れてしまいました。どうすればいいですか?
次の就寝時から通常通り使用してください。使用できない日が頻繁に続く場合には、原因を確認する必要がありますので診察時にご相談ください。
CPAPでいびきは改善しますか?
閉塞性睡眠時無呼吸症候群によるいびきの場合、CPAPによって気道の閉塞が改善することで、いびきが軽減することがあります。
CPAPを使っているのに眠い場合はどうすればいいですか?
CPAPの使用時間が短い、マスクから空気が漏れている、治療中も無呼吸・低呼吸が残っている、睡眠時間そのものが不足しているなど、さまざまな原因が考えられます。使用データなどを確認しながら原因を検討します。
国分寺でCPAP治療をご希望の方へ
CPAPは、睡眠時無呼吸症候群に対する代表的な治療方法です。
しかし、
「機械を毎晩使えるか不安」
「マスクが苦しそう」
「毎月通院するのが大変そう」
という理由で治療開始をためらっている方もいらっしゃいます。
CPAPは、ただ機械を渡して終わりという治療ではありません。
使用状況や症状を確認し、マスクや治療環境を調整しながら、無理なく継続できる状態を作っていくことが大切です。
国分寺なみき内科クリニックでは、
- 睡眠時無呼吸症候群の診察
- 自宅での簡易睡眠検査
- 必要に応じたPSG精密検査
- CPAP治療
- CPAP開始後の対面診療
- オンライン診療を活用した定期フォロー
- 高血圧などの合併症を含めた内科的管理
まで一貫して対応しています。
国分寺市をはじめ、小平市・立川市・国立市周辺で、
「睡眠時無呼吸症候群と診断された」
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「CPAPについて詳しく知りたい」
「CPAP治療を始めたい」
「オンライン診療も利用しながらCPAPを続けたい」
という方はご相談ください。
まだ睡眠時無呼吸症候群の検査を受けていない方は、
国分寺で睡眠時無呼吸症候群の検査を受けたい方へ
をご覧ください。
睡眠時無呼吸症候群の症状・検査・CPAP以外の治療も含めて確認したい方は、
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・検査・治療
をご覧ください。

■この記事の監修者
国分寺なみき内科クリニック
院長 鈴木 愛(すずき めぐみ)
<所属学会・専門医>
日本内科学会 総合内科専門医・指導医 / 日本血液学会 血液専門医
日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医 / 日本輸血・細胞治療学会 / 日本臨床腫瘍学会臨床研修指導医 / がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
「症状が気になるけれど、
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そんなときこそ、
まずは当院へお越しください。
地域のかかりつけ医として、
皆様の健康を支えてまいります。
● 発熱外来は予約不要で受診可能(待ち時間削減のため、予約推奨)
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