不眠症・睡眠障害の原因と受診の目安|国分寺なみき内科クリニック

「なかなか寝つけない」「途中で目が覚めてしまう」といった悩みを抱えていませんか。不眠は多くの方が経験する症状ですが、続く場合は日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。
特に、睡眠の質が低下した状態が続くと、疲労感や集中力の低下につながります。
国分寺なみき内科クリニックでは、生活背景や体調、日中の支障の有無をふまえて診療を行っています。本記事では、不眠症・睡眠障害の原因、主なタイプ、治療法、受診の目安について分かりやすく解説します。
不眠症・睡眠障害でこのようなお悩みはありませんか
- 寝つきが悪く時間がかる
- 夜中に何度も目が覚める
- 朝早く目が覚めてしまう
- ぐっすり眠れた感じがしない
- 日中に眠気やだるさがある
- 睡眠について相談したい
こうした症状が続く場合、不眠症や睡眠障害の可能性があります。一時的な不調のこともありますが、数週間以上続く場合や日中の生活に支障が出ている場合は、医療機関での相談をご検討ください。
不眠症・睡眠障害とは?
不眠症とは、「寝つけない」「途中で何度も目が覚める」「朝早く目が覚める」「眠りが浅く熟睡感がない」といった状態が続き、その結果として日中の眠気、だるさ、集中力低下などの支障が出ている状態を指します。単に一時的に眠れない夜があるだけでなく、仕事や家事、学業など日中の生活に影響が出ていることが重要なポイントです。
不眠症は症状の現れ方によっていくつかに分けられます。
寝つきが悪い「入眠困難」、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」、予定よりも早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」、眠りが浅く熟睡感が得られない「熟眠障害」などが代表的です。これらは単独で起こることもあれば、複数が重なって現れることもあります。

また、いびきが強い、睡眠中に呼吸が止まる、日中の眠気が強いといった場合は、睡眠時無呼吸症候群など他の睡眠障害が隠れていることもあります。不眠だと思っていた症状の背景に別の病気があることもあるため、症状に応じた見極めが大切です。
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不眠症・睡眠障害の原因
不眠の原因はさまざまで、複数の要因が関係することがあります。
- ストレスや精神的な負担
- 生活リズムの乱れ
- スマートフォンやパソコンの使用
- カフェインやアルコールの影響
- 体調不良や持病
原因によって対処法が異なるため、背景を整理することが重要です。
不眠症・睡眠障害の症状
不眠にはさまざまな症状があります。
- 寝つきが悪い
- 途中で目が覚める
- 朝早く目が覚める
- 眠りが浅い
- 日中の眠気
- 疲労感や集中力の低下
これらの症状が続くと、仕事や日常生活に影響が出ることがあります。
不眠症・睡眠障害の治療
不眠の治療は、「なぜ眠れないのか」という原因を見極めたうえで、それぞれに応じた対応を行うことが基本です。睡眠時間だけでなく睡眠の質を整え、日中の生活に支障が出にくい状態を目指します。
まず治療の土台となるのが、生活習慣の見直しです。
毎日同じ時間に寝起きする、朝にしっかり光を浴びる、寝る前のスマートフォンやカフェインを控える、適度な運動を取り入れるといった「睡眠リズムを整える工夫」が重要になります。
また、「眠れないことを気にしすぎない」「無理に寝ようとしない」といった考え方の調整も大切で、必要に応じて認知行動療法(CBT-I)などの心理的アプローチが行われることもあります。

一方で、生活習慣の改善だけでは十分な効果が得られない場合や、日中の支障が強い場合には、薬による治療を検討します。
睡眠薬にはいくつかの種類があり、寝つきを良くするもの、途中で目が覚めるのを防ぐもの、自然な眠気を促すものなど、それぞれ作用の仕方が異なります。患者さんの症状(入眠困難・中途覚醒など)や生活スタイルに合わせて選択し、必要最小限の量で使用することが基本です。
睡眠薬は「ずっと飲み続けるもの」というよりも、あくまで一時的に睡眠をサポートする役割として用いられることが多く、状態の改善に合わせて減量や中止を検討していきます。自己判断で急に中止すると、かえって眠れなくなることもあるため、医師と相談しながら段階的に調整することが大切です。
また、不眠の背景に他の病気が隠れている場合には、その治療を優先します。
例えば、睡眠時無呼吸症候群であれば専用の治療(CPAPなど)、うつ病や不安障害が関係している場合にはその治療を行うことで、結果的に睡眠が改善することもあります。
不眠症の治療は、「薬を出して終わり」ではなく、生活習慣・考え方・体の状態を含めて総合的に整えていくことが重要です。眠れない状態が続く場合は我慢せず、早めに医療機関で相談することで、無理のない形で改善を目指すことができます。
不眠症のタイプ別に考えられる状態と受診の目安
不眠症は「寝つけない」「途中で起きる」「朝早く目が覚める」「眠った感じがしない」など、タイプによって考えられる原因や対応が異なります。
| 不眠のタイプ | 特徴 | 考えられる原因 | 受診の目安 | |
|---|---|---|---|---|
| 入眠困難 | 寝つきが悪い | ストレス・生活リズムの乱れ | 続く場合は受診 | |
| 中途覚醒 | 夜中に目が覚める | 睡眠の質低下・体調不良 | 頻繁な場合は受診 | |
| 早朝覚醒 | 朝早く目が覚める | 加齢・ストレス | 日中に影響があれば受診 | |
| 熟眠障害 | 眠った感じがしない | 睡眠の質低下 | 継続する場合は受診 |
症状のタイプを把握することで、適切な対応につながります。
自宅でできる予防とセルフケア
不眠の改善には生活習慣が重要です。
- 規則正しい生活リズムを保つ
- 寝る前のスマートフォン使用を控える
- カフェインを控える
- 適度な運動を取り入れる
- リラックスできる時間を作る
こうした習慣が睡眠の質の改善につながります。
不眠症・睡眠障害は総合内科でも相談できます
不眠は心療内科や精神科のイメージを持たれることもありますが、総合内科でも相談が可能です。生活習慣や体調、服薬状況を含めて総合的に確認し、必要に応じて他科連携も行えるため、初めての相談先として適しています。
よくあるご質問
- どのくらい眠れないと不眠症ですか?
-
日中に支障が出る状態が続く場合に該当します。
- 睡眠薬は安全ですか?
-
医師の管理のもとで適切に使用することが重要です。
- 生活習慣だけで改善できますか?
-
軽度であれば可能ですが、治療が必要な場合もあります。
- 寝る前にスマホを見ると影響がありますか?
-
睡眠の質に影響することがあります。
- 日中の眠気は関係ありますか?
-
不眠の影響で起こることがあります。
- 途中で目が覚めるのは問題ですか?
-
頻繁であれば相談が望ましいです。
- 早く目が覚めるのは年齢の影響ですか?
-
影響する場合もあります。
- ストレスで眠れなくなることはありますか?
-
よくあります。
- 睡眠時間はどのくらい必要ですか?
-
個人差がありますが、日中の状態で判断します。
- 受診のタイミングはいつですか?
-
眠れない状態が数週間続く場合、日中の眠気や集中力低下がある場合、生活に支障が出ている場合は受診をおすすめします。
まとめ
不眠症や睡眠障害は身近な悩みですが、続く場合には対応が必要です。
そのまま放置することで、日常生活への影響が大きくなることがあります。
当院では、生活背景や体調、日中の支障の有無をふまえて丁寧に対応しています。
● 眠れない状態が続いている
● 生活に影響が出ている
そのような場合は、無理に我慢せずご相談ください。

■この記事の監修者
国分寺なみき内科クリニック
院長 鈴木 愛(すずき めぐみ)
<所属学会・専門医>
日本内科学会 総合内科専門医・指導医 / 日本血液学会 血液専門医
日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医 / 日本輸血・細胞治療学会 / 日本臨床腫瘍学会臨床研修指導医 / がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
<所属学会・専門医>
日本内科学会 総合内科専門医・指導医/日本血液学会 血液専門医/日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医/日本輸血・細胞治療学会/日本臨床腫瘍学会臨床研修指導医/がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
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