健康診断でALT(GPT)が高いと言われたら|脂肪肝との関係と再検査の目安

健康診断の結果を見て、
「ALT(GPT)が高いと言われたけれど、何が原因なの?」
「ALTが40や50だったけれど、病院に行った方がいい?」
「お酒をほとんど飲まないのに肝機能が悪いのはなぜ?」
「脂肪肝を指摘されたけれど、放置しても大丈夫?」
このような疑問や不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ALT(GPT)は、健康診断の血液検査で調べられる肝臓に関係する重要な数値です。
ALTが高い場合には、脂肪肝や肝炎など、肝臓に何らかの異常が生じている可能性があります。
一方で、ALTが高いからといって、必ずしも重い肝臓病があるとは限りません。
大切なのは、ALTがなぜ高くなっているのかを確認し、必要に応じて再検査や治療を受けることです。
日本肝臓学会の「奈良宣言2023」では、ALTが30 U/Lを超えた場合、かかりつけ医などの医療機関を受診することを勧めています。
この記事では、国分寺なみき内科クリニックが、ALT(GPT)の数値の意味、高くなる原因、脂肪肝との関係、再検査や医療機関を受診する目安について分かりやすく解説します。
ALT(GPT)とは?高いと何が分かる?
ALTとは、主に肝臓の細胞に含まれる酵素の一つです。
以前はGPTと呼ばれていましたが、現在はALTという名称が一般的に使用されています。
健康診断の結果には「ALT(GPT)」と表記されている場合もあります。
ALTが高いのは肝臓の細胞が傷ついているサイン
肝臓の細胞が障害を受けると、細胞内に含まれているALTが血液中に放出され、血液検査の数値が上昇します。
つまり、ALTの上昇は、肝臓の細胞に何らかの負担や障害が生じている可能性を示すサインです。
ただし、ALTは肝臓の働きそのものを直接測定しているわけではありません。
また、ALTの数値だけで肝臓病の種類や重症度を判断することもできません。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、異常があっても初期には自覚症状がほとんど現れないことがあります。
そのため、症状がないからといって、ALTの異常を放置しないことが重要です。
AST(GOT)やγ-GTPとの違いは?
健康診断では、ALTと一緒にAST(GOT)やγ-GTPも測定されることがあります。
それぞれの特徴を簡単に整理すると、次のようになります。
| 検査項目 | 主な特徴 |
|---|---|
| ALT(GPT) | 主に肝細胞の障害を反映する |
| AST(GOT) | 肝臓のほか、筋肉などの障害でも上昇する |
| γ-GTP | 肝臓や胆道系の異常、飲酒、薬剤などの影響で上昇する |
例えば、ALTだけが高い場合と、AST・ALT・γ-GTPのすべてが高い場合では、考えられる原因が異なることがあります。
ただし、これらの組み合わせだけで病気を確定できるわけではありません。
本記事ではALTの異常に焦点を当て、受診や再検査の考え方を詳しく説明します。
ALT(GPT)はいくつから高い?30・50・100の考え方
健康診断でALTの数値を指摘された方が、特に気になるのが「どのくらいの数値から注意が必要なのか」という点ではないでしょうか。
ALTの基準範囲は検査機関によって異なる場合がありますが、日本肝臓学会では、ALTが30 U/Lを超えた場合に医療機関への受診を勧めています。
ALTが30を超えた場合
ALTが31~40程度の場合、健診施設によっては軽度の異常として扱われることがあります。
しかし、日本肝臓学会の「奈良宣言2023」では、ALTが30 U/Lを超えた方について、まずかかりつけ医などに相談することを勧めています。
これは、比較的軽い数値の異常であっても、脂肪肝や慢性肝炎などの病気が隠れている可能性があるためです。
ALTが30を少し超えた程度でも、毎年同じような異常を指摘されている方は注意が必要です。
ALTが50程度だった場合
ALTが50前後の場合、肝臓の細胞に何らかの障害が生じている可能性を考えます。
脂肪肝やアルコールによる肝障害、ウイルス性肝炎など、さまざまな原因が考えられます。
自覚症状がなくても、医療機関で原因を確認することが大切です。
特に、過去の健康診断では正常だった方や、年々ALTが上昇している方は、以前の検査結果との比較が役立ちます。
ALTが100以上だった場合
ALTが100 U/L以上の場合には、肝細胞の障害が比較的強く生じている可能性があります。
脂肪肝だけでなく、ウイルス性肝炎、薬剤性肝障害なども含めて原因を確認する必要があります。
ALTが100以上だった方は、自己判断で経過観察を続けず、早めに医療機関を受診してください。
なお、ALTの数値だけで緊急性を判断することはできません。
数値がそれほど高くなくても、症状やほかの検査結果によっては早急な対応が必要になる場合があります。
ALT(GPT)が高くなる主な原因
ALTが高くなる原因は一つではありません。
代表的な原因について説明します。
① 脂肪肝
ALTが高くなる原因の一つが脂肪肝です。
脂肪肝とは、肝臓に脂肪が過剰に蓄積している状態を指します。
脂肪肝は、飲酒習慣がある方だけに起こる病気ではありません。
例えば、
- 体重が増加している
- お腹周りの脂肪が増えている
- 糖尿病や血糖値の異常がある
- 中性脂肪が高い
- 高血圧がある
- 運動する機会が少ない
といった方では、脂肪肝を生じることがあります。
また、見た目が痩せている方でも脂肪肝になる場合があります。
近年では、肥満や糖尿病などの代謝異常に関連する脂肪性肝疾患を「MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)」と呼ぶようになっています。
以前の「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」に関連する新しい疾患概念です。
脂肪肝の多くは自覚症状に乏しいものの、一部では肝臓の炎症や線維化が進行し、肝硬変や肝がんのリスクにつながる場合があります。
また、ALTが正常範囲であっても、脂肪肝や肝臓の線維化が存在する場合があるため、数値だけで安心することはできません。
脂肪肝が疑われる場合には、血液検査に加えて腹部超音波検査などによる評価が重要です。
当院の肝機能異常や脂肪肝に対する診療については、消化器内科のご案内をご覧ください。
② アルコールによる肝障害
飲酒量が多い方では、アルコールが肝臓に負担をかけ、ALTなどの数値が上昇することがあります。
特に、長期間にわたって多量の飲酒を続けている場合には注意が必要です。
ただし、飲酒による肝障害では必ずALTだけが高くなるわけではありません。
ASTやγ-GTPなど、ほかの項目も合わせて評価します。
また、アルコールの影響には個人差があります。
「毎日飲んでいるけれど、これまで肝機能は正常だった」という方でも、飲酒習慣や検査結果を定期的に確認することが大切です。
③ B型肝炎・C型肝炎などのウイルス性肝炎
肝炎ウイルスに感染すると、肝臓に炎症が生じ、ALTが上昇することがあります。
特にB型肝炎やC型肝炎は、慢性的な肝炎につながる場合があるため、必要に応じて検査を受けることが重要です。
ウイルス性肝炎は、自覚症状がほとんどないまま経過することもあります。
これまで肝炎ウイルス検査を受けたことがない方では、医師が必要と判断した場合に、血液検査で確認します。
④ 薬やサプリメントによる肝障害
医療機関で処方された薬だけでなく、市販薬や健康食品、サプリメントなどによって肝機能に異常が生じることもあります。
薬剤性肝障害と呼ばれる状態です。
例えば、新しい薬やサプリメントを使用し始めた後にALTが上昇した場合には、その関連を確認することがあります。
ただし、薬が原因かどうかは、検査結果や服用歴などをもとに判断する必要があります。
自己判断で処方薬を中止せず、医師や薬剤師に相談してください。
受診する際には、お薬手帳や使用中のサプリメントの情報を持参すると役立ちます。
⑤ その他の肝臓や全身の病気
ALTの上昇には、脂肪肝や飲酒以外にもさまざまな原因があります。
例えば、自己免疫性肝炎、胆道系の病気、その他の肝疾患などです。
また、激しい運動などによる筋肉への負担が検査結果に影響することもあります。
ただし、原因は検査結果だけでは判断できません。
必要に応じて追加検査を行い、肝臓以外の病気も含めて確認することが大切です。
お酒を飲まないのにALTが高いのはなぜ?
「お酒はほとんど飲まないのにALTが高い」
という方も少なくありません。
このような場合、原因の一つとして考えられるのが、代謝異常に関連する脂肪肝です。
肝臓に脂肪が蓄積する背景には、肥満だけでなく、糖尿病、脂質異常症、高血圧などが関係することがあります。
例えば、
- 健康診断でALTと中性脂肪が両方高い
- ALTが高く、HbA1cも基準値を超えている
- 数年前から体重が増えている
- 腹囲が大きくなっている
といった場合には、肝臓と全身の代謝状態を合わせて評価することが重要です。
また、糖尿病の方では脂肪肝を合併している場合があり、肝臓の線維化にも注意が必要です。
糖尿病や血糖値の異常を指摘されている方は、国分寺なみき内科クリニックの糖尿病内科もご覧ください。
ただし、お酒を飲まない方のALT高値がすべて脂肪肝によるものとは限りません。
ほかの肝疾患の可能性もあるため、医療機関で原因を確認しましょう。
ALTが高い場合、再検査では何をする?
健康診断でALTが高かった場合、医療機関では数値や過去の検査結果、生活習慣などを確認したうえで、必要な検査を検討します。
① 血液検査で肝機能を再確認する
まず、ALTの数値が一時的に上昇したものなのか、持続しているものなのかを確認します。
必要に応じて、次のような項目を調べます。
- ALT(GPT)
- AST(GOT)
- γ-GTP
- ALP
- ビリルビン
- アルブミン
- 血小板数
これらの検査結果を組み合わせることで、肝臓や胆道系の状態、肝疾患の可能性などを総合的に評価します。
また、糖尿病や脂質異常症などが関係している可能性がある場合には、血糖値・HbA1c・中性脂肪などを確認することもあります。
② 腹部超音波検査(腹部エコー)
脂肪肝が疑われる場合には、腹部超音波検査を行うことがあります。
腹部エコーは、超音波を利用して肝臓などの状態を画像で確認する検査です。
肝臓への脂肪の蓄積や形態の変化などを調べるために役立ちます。
ただし、腹部エコーだけですべての肝疾患を診断できるわけではありません。
脂肪肝の程度や肝臓の線維化を評価するために、追加の検査が必要になることもあります。
③ 必要に応じて肝炎ウイルスなどを調べる
検査結果やこれまでの病歴などによっては、B型肝炎やC型肝炎のウイルス検査を行うことがあります。
また、肝臓の線維化が心配される場合には、年齢・AST・ALT・血小板数などから算出する「FIB-4 index(FIB-4インデックス)」を参考にすることもあります。
FIB-4 indexは肝線維化の可能性を評価するための指標ですが、これだけで確定診断するものではありません。
必要に応じて消化器内科や肝臓専門医などと連携し、精密検査を検討します。
ALTが高いときは、いつ病院を受診するべき?
健康診断でALTの異常を指摘された場合は、数値や症状、ほかの検査結果などに応じて対応を考える必要があります。
特に、次のような方は医療機関で相談することをおすすめします。
- ALTが30 U/Lを超えている
- ALTが50や100などの高値を示している
- 毎年ALTが高いと指摘されている
- 昨年よりALTの数値が上昇している
- ALTとASTの両方が高い
- 健診で脂肪肝も指摘された
- 糖尿病や脂質異常症、高血圧などがある
- 肝炎ウイルス検査を受けたことがない
特にALTが高い状態が続いている場合には、自覚症状がなくても原因を調べることが大切です。
こんな症状がある場合は早急に受診を
次のような症状がある場合には、通常の健康診断後の相談よりも早急な対応が必要になることがあります。
- 皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)
- 尿の色が濃い茶色になる
- 強いだるさや食欲不振が急に現れた
- 強い腹痛や繰り返す嘔吐がある
- 意識がぼんやりする、反応がおかしい
特に、意識の異常や強い症状がある場合は、救急受診を検討してください。
ALTが高い場合は何科を受診する?
健康診断で初めてALT高値を指摘された場合には、一般内科や消化器内科で相談できます。
血液検査や必要に応じた腹部エコーなどを行い、原因を確認します。
肝炎や進行した肝疾患などが疑われる場合には、肝臓専門医などによる精密検査が必要になることもあります。
国分寺なみき内科クリニックでは、肝機能異常や脂肪肝などのご相談にも対応しています。
詳しくは、一般内科・総合内科のご案内をご覧ください。
ALTが高い場合、日常生活で気をつけたいこと
ALTが高い原因によって必要な対応は異なりますが、脂肪肝や生活習慣が関係している場合には、日頃の生活を見直すことも大切です。
① 食生活を見直す
脂肪肝が疑われる場合には、食べすぎや過剰なエネルギー摂取を見直すことが重要です。
例えば、
- 甘い飲み物を飲む頻度を減らす
- お菓子や間食の量を見直す
- 揚げ物や脂質の多い食事に偏らない
- 野菜やたんぱく質を含むバランスのよい食事を心がける
- 夜遅い時間の過食を避ける
といったことから始めてみましょう。
ただし、自己判断による極端な食事制限はおすすめできません。
年齢や体格、糖尿病などの持病に応じて、無理のない食事改善を行うことが大切です。
② 適度な運動を習慣にする
運動不足は、肥満や内臓脂肪の増加につながる要因の一つです。
ウォーキングなどの有酸素運動や、体力に合わせた筋力トレーニングを取り入れることで、代謝状態の改善が期待できます。
例えば、普段あまり運動していない方は、少しずつ歩く時間を増やすことから始めてもよいでしょう。
ただし、肝機能の異常が強い方や体調不良がある方は、運動を始める前に医師へ相談してください。
③ 飲酒習慣を見直す
飲酒による肝障害が疑われる場合には、飲酒量を減らすことや禁酒が必要になることがあります。
特に、毎日のように飲酒している方は、飲酒量や頻度を振り返ってみましょう。
ただし、多量の飲酒を続けている方では、急な断酒によって離脱症状が出る場合があります。
飲酒量が多く、断酒に不安がある方は医療機関に相談してください。
④ 定期的に検査を受ける
ALTが改善した場合でも、原因となる病気が完全になくなったとは限りません。
脂肪肝や慢性肝疾患がある方では、定期的な血液検査や必要に応じた画像検査などによって経過を確認することが重要です。
特に、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病を合併している場合には、肝臓だけでなく全身の健康状態を継続して管理しましょう。
ALT(GPT)についてよくある質問
Q1. ALTが35や40でも病院に行った方がいいですか?
はい。一度医療機関で相談することをおすすめします。
日本肝臓学会の「奈良宣言2023」では、ALTが30 U/Lを超えた場合に受診を勧めています。
比較的軽度の異常であっても、脂肪肝や慢性肝炎などが隠れている可能性があります。
過去の検査結果やほかの肝機能項目も合わせて確認しましょう。
Q2. ALTが高いのにASTは正常です。問題ありませんか?
ASTが正常でも、ALTが高ければ肝臓に何らかの異常が生じている可能性があります。
ALTはASTより肝臓に多く存在するため、ALTの上昇が肝細胞の障害を示す場合があります。
ASTが正常だからといって、ALTの異常を放置しないことが大切です。
Q3. 脂肪肝なら自然に治りますか?
脂肪肝は、原因に応じた食生活の改善や運動、適切な体重管理などによって改善する場合があります。
ただし、すべての方が生活習慣の改善だけで十分とは限りません。
肝臓に炎症や線維化が生じている場合には、継続的な評価や治療が必要になることがあります。
Q4. ALTが高いと肝臓がんの可能性がありますか?
ALTが高いからといって、直ちに肝臓がんを意味するわけではありません。
脂肪肝や肝炎など、さまざまな原因が考えられます。
一方で、慢性的な肝疾患の一部は肝硬変や肝臓がんのリスクにつながるため、原因を確認することが大切です。
また、ALTの数値だけで肝臓がんの有無を判断することはできません。
Q5. ALTを下げる薬はありますか?
ALTが高い場合、数値を下げることだけが治療の目的ではありません。
重要なのは、ALTが上昇している原因を明らかにし、その原因に応じた治療を行うことです。
脂肪肝が関係している場合は食生活や運動習慣の改善、ウイルス性肝炎が関係している場合は抗ウイルス療法など、必要な治療は病気によって異なります。
自己判断で薬やサプリメントを使用せず、医療機関で相談しましょう。
Q6. 健康診断でALTが高かった場合、すぐに再検査が必要ですか?
再検査のタイミングは、ALTの数値やほかの検査結果、症状などによって異なります。
軽度の異常であっても、長期間放置せず医療機関へ相談することをおすすめします。
一方で、ALTが大幅に上昇している場合や、黄疸・強い倦怠感などの症状がある場合には、早急な評価が必要になることがあります。
国分寺市でALT(GPT)高値や脂肪肝を指摘された方へ
健康診断でALT(GPT)が高いと言われても、自覚症状がないため、そのままにしてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、ALTの上昇は、肝臓の状態を確認するための大切なサインです。
特に、
- 健康診断でALTが30を超えていた
- ALTが50や100と指摘された
- 脂肪肝の可能性があると言われた
- お酒を飲まないのに肝機能が高い
- 毎年肝機能の異常を指摘されている
- 糖尿病や脂質異常症もある
という方は、一度医療機関で相談してみましょう。
国分寺なみき内科クリニックでは、健康診断で指摘された肝機能異常や脂肪肝についてご相談いただけます。
血液検査や腹部超音波検査などを活用しながら、患者さんの健康状態や生活習慣、これまでの検査結果を総合的に確認します。
また、脂肪肝と関連することがある糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病についても診療を行っています。
必要に応じて専門医療機関と連携し、適切な検査や治療につなげていきます。
国分寺市をはじめ、小平市・立川市・国立市周辺で、ALT高値や脂肪肝、健康診断後の再検査についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
受診の際は、今回の健康診断結果に加え、過去の検査結果やお薬手帳などをお持ちいただくと、より詳しい評価に役立ちます。
まとめ
ALT(GPT)は、肝臓の細胞に障害が生じている可能性を確認するための重要な検査項目です。
今回のポイントをまとめます。
- ALTが30 U/Lを超えた場合は、医療機関への相談が推奨されています。
- ALTが高くなる原因には、脂肪肝・飲酒・ウイルス性肝炎・薬剤などがあります。
- お酒を飲まない方でも、糖尿病や肥満などに関連する脂肪肝になることがあります。
- ALTの数値だけで、肝臓病の種類や重症度は判断できません。
- 必要に応じて血液検査や腹部エコーなどを行い、原因を確認することが重要です。
- 原因となる病気によっては、生活習慣の改善や継続的な治療が必要になります。
肝臓の病気は、自覚症状がないまま進行する場合があります。
健康診断でALT高値を指摘された方は、「症状がないから大丈夫」と判断せず、現在の肝臓の状態を確認することをおすすめします。

■この記事の監修者
国分寺なみき内科クリニック
院長 鈴木 愛(すずき めぐみ)
<所属学会・専門医>
日本内科学会 総合内科専門医・指導医 / 日本血液学会 血液専門医
日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医 / 日本輸血・細胞治療学会 / 日本臨床腫瘍学会臨床研修指導医 / がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
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