足や顔のむくみの原因と治療|国分寺なみき内科クリニック

「夕方になると足がむくむ」「朝起きると顔が腫れている」といった症状はありませんか。むくみはよくある症状ですが、体の状態を反映していることがあります。

一時的なものもありますが、繰り返す場合や左右差がある場合には注意が必要です。

国分寺なみき内科クリニックでは、症状の経過や生活背景をふまえて診療を行っています。本記事では、足や顔のむくみの原因、症状、受診の目安について分かりやすく解説します。

むくみでこのようなお悩みはありませんか

  • 足がパンパンに腫れる
  • 靴下の跡が残る
  • 顔がむくんでいると感じる
  • 左右差がある
  • 夕方になると悪化する
  • 原因が分からず不安がある

こうした症状がある場合、体内の水分バランスや血流の状態が関係している可能性があります。症状の特徴を確認することが重要です。

むくみとは?

むくみ(浮腫)とは、血管の外に水分が過剰にしみ出し、皮膚や皮下組織にたまった状態を指します。医学的には「間質液の増加」によって生じる現象であり、体内の水分バランスや循環の異常を反映する重要なサインの一つです。

通常、体内では血管内と組織の間で水分の出入りがバランスよく保たれています。このバランスは、血管内の圧(静水圧)と、血液中のタンパク質(主にアルブミン)による引き戻す力(膠質浸透圧)、さらにリンパの流れによって調整されています。これらの仕組みのいずれかが乱れると、水分が血管の外にたまり、むくみとして現れます。

むくみの原因は大きく分けていくつかのタイプがあります。
心臓の働きが低下すると血液が全身にうまく送り出せず、特に下肢に水分がたまりやすくなります。
腎臓の機能が低下すると、体内の水分や塩分の調整がうまくいかなくなり、全身性のむくみが生じることがあります。
また、肝機能の低下によりアルブミンが減少すると、血管内に水分を保てなくなり、腹水や下肢のむくみとして現れることがあります。

さらに、静脈やリンパの流れが滞ることも重要な要因です。長時間の立ち仕事や座りっぱなしの状態では、重力の影響で足に血液がたまりやすくなり、夕方にかけてむくみが強くなることがあります。リンパの流れが障害される場合には、いわゆるリンパ浮腫として、慢性的で硬いむくみがみられることもあります。

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むくみの原因

むくみの原因はさまざまです。

  • 長時間の立ち仕事や座りっぱなし
  • 塩分の多い食事
  • 運動不足
  • ホルモンバランスの変化
  • 心臓・腎臓・肝臓の疾患

軽いものから注意が必要なものまで幅広く、特に片側だけのむくみや急に出てきたむくみでは、原因の見極めが重要です。

むくみの症状

むくみには次のような特徴があります。

  • 皮膚を押すと跡が残る
  • 足や顔の腫れ
  • 重だるさ
  • 左右差がある
  • 夕方に悪化する

症状の出方によって原因が異なることがあります。片側だけのむくみ、急な体重増加、息切れを伴う場合は早めの受診が大切です。

むくみの治療

むくみの治療は、「なぜ水分がたまっているのか」という原因を見極めたうえで行います。体内の水分バランスや循環の異常を整えることが重要です。

軽度で一時的なむくみの場合は、生活習慣の見直しで改善することがあります。
長時間同じ姿勢を避けてこまめに体を動かすこと、足を少し高くして休むこと、適度な運動を取り入れることが有効です。

また、塩分の摂りすぎは体内に水分をため込みやすくするため、食事内容の見直しも重要になります。水分摂取は控えすぎるのではなく、適切に保つことがむしろ排出を促すことにつながります。

一方で、むくみが持続する場合や全身に広がる場合には、原因となる疾患に対する治療が必要です。心臓の働きが低下している場合には、心機能を改善する治療や利尿薬の使用により体内の余分な水分を排出します。

腎臓の機能低下が関係している場合には、水分や塩分の管理に加えて、腎機能を保護する治療を行います。肝機能の低下によるむくみでは、アルブミンの低下や腹水への対応を含めた全身管理が重要になります。

また、静脈やリンパの流れが原因となっている場合には、弾性ストッキングの使用や、下肢の挙上、リンパドレナージといった物理的な対策が有効です。これらは薬物療法と併用することで、症状の改善につながります。

むくみの評価では、血液検査や尿検査、心電図、画像検査などを組み合わせて原因を特定していきます。原因によって治療方針が大きく異なるため、「どのタイプのむくみか」を見極めることが非常に重要です。
特に、急にむくみが出てきた場合や、片側だけのむくみ、息切れや体重増加を伴う場合などは、心不全や血管の異常などが関係している可能性もあります。このような場合は、早めに医療機関での評価を受けることが大切です。
むくみは生活習慣による一時的なものから、内臓の病気によるものまで幅広く存在します。症状の背景を正しく理解し、適切に対応することで、改善や重症化の予防につながります。

むくみのタイプ別に考えられる原因と受診の目安

症状の出方によって原因が異なります。

むくみの特徴考えられる原因受診の目安
夕方に足がむくむ血流の滞り続く場合は受診
朝の顔のむくみ水分バランス繰り返す場合は相談
片側のみのむくみ血管・リンパの異常受診が必要
強いむくみ内臓の疾患早めの受診が必要
押すと跡が残る水分貯留継続する場合は受診
全身のむくみ心・腎・肝の異常早めの受診が重要

症状の特徴を整理することで、適切な対応につながります。

自宅でできる予防とセルフケア

むくみの予防には生活習慣が重要です。

  • 塩分を控える
  • 適度な運動
  • 足を上げて休む
  • 長時間同じ姿勢を避ける

日常生活の見直しで軽減できることがあります。

むくみは総合内科でも相談できます

むくみは美容医療の領域と思われがちですが、内科的な原因が隠れていることもあります。総合内科では、全身状態をふまえて評価することが可能です。国分寺周辺で足や顔のむくみ、片側だけの腫れの相談先をお探しの方もご相談ください。

よくあるご質問

むくみはどのくらいで受診すべきですか?

続く場合や強い場合は受診を検討してください。

一時的なむくみでも問題ありませんか?

一過性のこともありますが、繰り返す場合は確認が必要です。

片側だけのむくみは危険ですか?

原因確認のため受診が望ましいです。血管やリンパの異常が隠れていることもあります。

食事は影響しますか?

塩分が影響することがあります。

運動で改善しますか?

血流改善に効果があります。

水分は控えた方がよいですか?

適切な摂取が重要です。

朝のむくみはなぜ起こりますか?

水分バランスが関係しています。

体重増加と関係ありますか?

むくみによる変化の可能性があります。

病気が原因のことはありますか?

心臓や腎臓などが関係することがあります。

検査は必要ですか?

症状に応じて判断します。

まとめ

むくみはよくある症状ですが、原因によって対応が異なります。
そのまま様子を見ることで、病気を見逃す可能性もあります。

当院では、症状の背景や生活状況を丁寧に確認し、その方に合った対応をご提案しています。足や顔のむくみが気になる方、片側だけの腫れが気になる方もご相談ください。

そのような場合は、無理に我慢せずご相談ください。

■この記事の監修者

国分寺なみき内科クリニック 

院長 鈴木 愛(すずき めぐみ)


<所属学会・専門医>
日本内科学会 総合内科専門医・指導医 / 日本血液学会 血液専門医
日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医 / 日本輸血・細胞治療学会 / 日本臨床腫瘍学会臨床研修指導医 / がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

<所属学会・専門医>
日本内科学会 総合内科専門医・指導医/日本血液学会 血液専門医/日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医/日本輸血・細胞治療学会/日本臨床腫瘍学会臨床研修指導医/がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

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