健康診断で異常を指摘されたら?再検査・受診の目安を解説|国分寺なみき内科クリニック

健康診断の結果を見て、「異常あり」と書かれていると不安に感じる方も多いのではないでしょうか。一方で、「少し高いだけだから大丈夫だろう」とそのままにしてしまうケースも少なくありません。

健診の数値は、今の体の状態を知る大切なサインです。自覚症状がなくても、早めに確認することで将来的なリスクを下げることにつながります。

国分寺なみき内科クリニックでは、健診結果の評価から必要な検査・治療まで一貫して対応しています。本記事では、健康診断で異常を指摘された場合の考え方や、再検査・受診の目安について分かりやすく解説します。

健康診断でこのようなお悩みはありませんか

  • 異常ありと書かれているがよく分からない
  • 再検査や精密検査と言われた
  • 数値が少し高いだけなので様子を見ている
  • 自覚症状がないため受診を迷っている
  • どの診療科に行けばよいか分からない
  • 結果の見方を相談したい

こうした疑問をお持ちの方は少なくありません。健診結果は「異常=すぐに病気」というわけではありませんが、放置しないことが重要です。

健康診断の異常とは?

健康診断での「異常」とは、基準値から外れている状態を指します。

基準値はあくまで目安であり、個人差もありますが、異常値が続く場合は体のどこかに負担がかかっている可能性があります。

また、「要経過観察」「要再検査」「要精密検査」といった区分によって、対応の必要性が異なります。

「要再検査」「要精密検査」と言われたら放置しないでください

健診結果の判定は、今すぐ治療が必要か、一定期間後の再確認でよいかを判断する大切な目安です。自覚症状がなくても、要再検査・要精密検査・要受診と書かれている場合は、医療機関で内容を確認することが重要です。

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健康診断の判定区分

判定区分意味対処法
A異常なし(基準範囲内)特別な対応は不要です。現在の生活習慣を維持し、年1回の健診を継続してください。
B軽度の異常(ほぼ問題なし)日常生活に大きな影響はありませんが、食事や運動など生活習慣の見直しを意識しましょう。次回の健診での変化を確認します。
C要経過観察軽度の異常があり、今後の変化に注意が必要です。生活習慣の改善を行い、数ヶ月~半年を目安に再検査を検討してください。
D要医療(要受診)明らかな異常があり、医療機関での評価・治療が必要です。放置せず、できるだけ早めに受診してください。
E要精密検査詳しい検査が必要な状態です。重大な疾患が隠れている可能性もあるため、速やかに精密検査を受けることが重要です。

異常値が出る原因

健康診断で異常値が出る原因はさまざまです。

  • 生活習慣(食事・運動不足)
  • 一時的な体調の変化
  • ストレスや睡眠不足
  • 慢性的な疾患
  • 体質や遺伝的要因

一度の結果だけで判断せず、経過や背景を確認することが重要です。

よくある異常項目

健康診断で指摘されやすい項目には次のようなものがあります。

  • 血圧が高い
  • 血糖値が高い
  • コレステロール値の異常
  • 肝機能の異常
  • 貧血
  • 尿検査の異常

これらの多くは、いわゆる生活習慣病と深く関係しています。
初期の段階では自覚症状がほとんどないため、「まだ大丈夫」と感じやすいのが特徴です。

健康診断後の対応

健診後の対応は、指摘内容によって異なります。自覚症状がなくても、異常値が続いている場合や複数の項目で異常がある場合は、再検査や治療が必要になります。

しかし、この段階こそが最も重要なタイミングであり、適切な対応を行うことで将来的なリスクを大きく下げることが可能です。

軽度の場合は生活習慣の見直しで改善が期待できますが、数値が高い場合や複数の異常がある場合は、再検査や治療が必要になります。

「異常があるかどうか」だけでなく、「なぜその数値になっているのか」を確認することが大切です。

指摘項目別に考えられる状態と受診の目安

健診結果の内容によって対応が異なります。

指摘項目考えられる状態受診の目安
血圧高値高血圧の可能性継続して高い場合は受診
血糖値異常糖尿病・予備群再検査・早めの受診
コレステロール異常脂質異常症継続する場合は受診
肝機能異常肝臓への負担原因確認が必要
貧血鉄不足など原因確認が重要
尿検査異常腎・泌尿器の異常再検査が必要

これらは生活習慣病の初期サインであることも多く、早期対応が将来のリスクを大きく左右します。

異常を放置することによるリスク

異常項目放置した場合に起こりうることポイント
高血圧動脈硬化の進行、脳梗塞、心筋梗塞、心不全自覚症状がほとんどないまま進行するため注意が必要
高血糖(糖尿病)神経障害、網膜症(失明)、腎不全、動脈硬化初期は無症状でも、全身の合併症につながる
脂質異常(コレステロール・中性脂肪)動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞長期間かけて血管の病気を引き起こす
肝機能異常(AST・ALTなど)脂肪肝、肝炎、肝硬変、肝がん放置すると取り返しがつかない状態に進行することもある
尿酸値の上昇痛風発作、腎障害、尿路結石発作が出るまで気づかないことが多い
貧血倦怠感、息切れ、集中力低下、心臓への負担背景に出血や疾患が隠れていることもある
腎機能異常慢性腎臓病、透析が必要になる状態初期は症状がほぼなく、進行すると回復が難しい
心電図異常不整脈、心不全、突然死のリスク症状がなくても重大な異常が隠れていることがある
胸部レントゲン異常肺炎、肺がん、結核など早期発見が重要な疾患が含まれる
便潜血陽性大腸ポリープ、大腸がん自覚症状が出る前の重要なサイン

自宅でできる予防とセルフケア

健診結果の改善には生活習慣の見直しが重要です。

健康診断の結果は総合内科で相談できます

健診結果はどこに相談すればよいか迷うこともありますが、総合内科では全体を見ながら評価が可能です。国分寺周辺で健診結果の相談先をお探しの方も、複数の項目をまとめてご相談いただけます。
日常生活を整えることで、数値の改善につながることがあります。

よくあるご質問

異常値が出たら必ず病気ですか?

必ずしもそうではありませんが、確認が重要です。

軽度でも受診した方がよいですか?

継続する場合は相談が望ましいです。

再検査は必ず必要ですか?

指摘内容に応じて判断されます。

どの診療科に行けばよいですか?

内科で総合的に相談可能です。

数値はどのくらいで改善しますか?

生活習慣の改善で変化が期待できます。

放置するとどうなりますか?

将来的なリスクが高まる可能性があります。

自覚症状がなくても大丈夫ですか?

症状がない段階でも対応が重要です。放置せず、結果に応じて再検査や受診を検討してください。

検査はどのくらいで受けるべきですか?

指示に従い早めの再検査が望ましいです。

相談だけでも受診できますか?

可能です。結果を持参いただくとスムーズです。

まとめ

健康診断で異常を指摘された場合、そのまま様子を見るのではなく、内容を正しく理解することが重要です。
早めに対応することで、将来的なリスクを下げることにつながります。

当院では、健診結果の評価から必要な対応まで丁寧にご説明しています。

そのような場合は、お気軽にご相談ください。

■この記事の監修者

国分寺なみき内科クリニック 

院長 鈴木 愛(すずき めぐみ)


<所属学会・専門医>
日本内科学会 総合内科専門医・指導医 / 日本血液学会 血液専門医
日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医 / 日本輸血・細胞治療学会 / 日本臨床腫瘍学会臨床研修指導医 / がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

<所属学会・専門医>
日本内科学会 総合内科専門医・指導医/日本血液学会 血液専門医/日本造血細胞移植学会 造血細胞移植認定医/日本輸血・細胞治療学会/日本臨床腫瘍学会臨床研修指導医/がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

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